メンテナンス

Gゲージのポイント、機関車のメンテナンスを紹介します。

電動ポイントのメンテナンス

電動ポイントを屋外で長年使っていると、土、砂がポイントマシンに入り、ポイントマシンの動きが悪くなったり、動かなくなったりすることがあります。

ポイントマシンの動きが悪いかどうかは、ポイントマシンの線路の稼動部分を手で動かすとわかります。正常であれば、軽快に動きます。引っ掛かりを感じたり、動かない場合は分解掃除をお勧めします。症状が軽い場合は、数回ポイントマシンの線路の稼動部分を左右に動かすと、軽快に動くようになることもあります。治らない場合は、ポイントマシンを分解して掃除します。

今回は、ポイントマシンの内部の駆動部分の金属が赤錆だらけになっていましたので、予備のパーツを使うことにしました。なんせこのポイントマシンは20年以上使ってきたものですので、仕方がないです。

ポイントマシンは、蓋のネジを4個外せば分解できます。元に戻すときに、間違えないよう写真を残しておきました。気をつける点は、金属部分の内側にある回転する部品です。

写真1
写真2
写真3

金属部分を外すと、下側が赤サビだらけになっていました(右)。左は交換用の予備です。

写真4
写真5

回転部分です。元に戻せるよう、外す時に、右端のギアの上部にある突起の向きと、中に入っている磁石の赤色部分の向きを覚えておくか、もしくは写真にを撮っておきます。元に戻す時に、向きを間違えると、ポイントの切り替え方向が逆向きになったり、動かなくなったりします。

写真6
写真7

歯ブラシで、金属部分の内部の汚れや錆を落とします。綺麗にした後、軽くシリコンスプレーを吹き付けておくと写真7の筒状の部品が良く回転すると思います。

写真8

底に接している部分が赤サビの状態でした。プラスチック部分は歯ブラシでこすって汚れをおとし、さらに水洗いをします。

写真9

下の状態に組み立てて、動作を確認します。掃除後は、軽快にポイントが切り替わります。

掃除後に、ポイントマシンが動かなくなってしまった場合は、写真6の円形のギアが写真の位置にあることを確認して、写真3の右端にある継ぎ手のパーツが上方向に振り切る状態にして組み立てます。蓋を閉めて、ポイントマシンの継ぎ手が動けばOKです。

機関車の集電確保

車輪と集電シューのクリーニング

走行させると車輪が汚れます。列車がポイントで停止する場合は、車輪のクリーニングで治る場合があります。

まず、集電シューが線路と接する部分の汚れをクリーナーまたは、接点復活剤をティッシュにつけてこすって落とします。

次です。汚れて黒っぽい帯状の汚れが車輪の側面についています。この汚れをとります。

クリーナーまたは、接点復活剤をティッシュにつけて、車輪をこすると黒い汚れが取れます。手で少しずつ車輪を回転させて360°すべて綺麗にします。

注意1 車輪を手で回転させるとギアに負担をかけます。少しずつ、優しく回転させます。無理に回転させるとギアがかけたり、割れたりすることがあります。

注意2 小型の機関車(ポーター)などは、ウォームギアを使っており、車輪を手で回転できない場合があります。ウォームギアを使っている機関車は絶対に車輪を手で回してはいけません。ギアが破損します。(手で車輪を回そうとしても固くて回らないです。)

きれいになりました。

集電は集電シューからでは?と思う方もいると思います。LGBの機関車の集電は集電シューと車輪です。モーターに接続されているすべての動輪から集電します。

車輪からの集電は、ホイールの側面に金属棒がふれており、ギアボックの中で、金属棒から金属板をとおして、集電シューとあわせて集電するようになっています。ですので、上の写真は車輪からの集電をよくするために行います。

全ての車輪から集電する理由は、ポイントを通過させることがひとつです。ポイントを通過する際に、集電シューがプラスチック部分に接する際は集電シューからの集電はとまります。この時は車輪からの集電が行われないと機関車は止まってしまいます。

あとは、レールから集電する場所が多いほどレールの一部が汚れていても、安定して集電できる可能性が高まります。