Massoth社のセントラルステーション DiMAX1210Z を購入ししました。最大の理由は、コンピュータによる運行を LGB 55060pと55005p からDiMAX1210Z に移行したかったからです。
主な理由は次のとおりです。
1 機関車の数が増やせる。
現在、機関車が30輌あります。LGBのセントラルステーション55005pですと、登録できる機関車は最大22輌です。DiMAX1210Zでは10239輌です。これまで何台もの機関車のデコーダーのLoco Addressのデフォルト値3番のままにしておき、取り替えて走らせていました。これからは、すべての機関車にAddressを割り振り、コントロールすることができます。
2 Speed Step が14, 28, 128の3とおりに対応できる。
最近のLGBの機関車のSpeed Stepは標準で28です。Speed Stepが14よりは28の方が加速減速の段数が2倍になっていますので、円滑な加速減速が可能です。LGB 55005pは14 のみの対応ですので、Massoth DiMAX1210Zの方が高機能です。
なお、機関車の設定が28 Speed Stepになっていても、LGB 55005pで走らせることはできました。ただし、速度が半分までしか出なかったり、ライト(前照灯、後照灯など)が点滅したり、点灯しなかったりします。機関車のSpeed Stepの設定と、コンピュータまたは手持ちリモコンのSpeed Stepの設定を一致させると、ライトの不具合は出ません。
3 9番以降のFunctionに対応できる。
以前は、LGBの機関車のFunction(例えばベル、汽笛などのサウンド)は1番から8番(ただし発煙が7番)でした。最近のLGBの機関車は、16番までサウンドが割り振られています。
苦労話です。
Track Contact の設定に苦労しました。
1 LGBのMTSからMassothのCentral Stationに切り替える場合は、8170001 DiMAX Feedback Moduleの設定を変える必要がありました。
前提としてMassothのCentral Stationに、LGB 55070 MTS Feedback InterfaceをMasterとして繋ぐことはできません。私はたまたま、8170001 DiMAX Feedback Module 2台をLGBのCentral Stationに繋いでいました。なお、MassothのCentral Stationを使う場合、Masterに8170001 DiMAX Feedback Module、SlaveにLGB 55070を繋ぐことは、設定次第で可能です。
MassothのCentral Stationに切り替えるために、8170001 DiMAX Feedback ModuleをCV1=0にする必要がありました。
LGBのMTSで2台のLGB 55070を使用していたときは、それぞれ、CV1 =1とCV1=2に設定していたので、両方ともCV1=0に設定し直しました。
2 StellwerkEasyで使う場合は、StellwerkWasyでコンタクトの番号をプログラムする必要がありました。
Track Contactの番号は、519番からなのですが、Massothのツールでプログラムしたところ、番号ずれをおこしました。StellwerkEasyのマニュアルを読むと、独自に番号を割り振るのでStellwerkEasyでプログラムする必要がありました。
とても疲れましたが、設定できてよかったです。
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