今日は、Starter SetのStainzに、Masssoth社のデコーダー(8154001 eMOTION L Loco Decoder)を取り付けました。途中で、トラクションタイヤの交換もしました。
Stainzの分解、デコーダーの取り付けについては、以前、別の記事で、書いたことがありますが、今回、写真と説明を増やして、よりわかりやすくしてみました。
道具やパーツを並べました。人形はあらかじめ、はずしてあります。人形は、接着されているので、ゆっくりと、左右に押すことを繰り返すと、足元から外れます。力を入れすぎると、足が折れることがあるので気をつけます。
垂直方向のロッドの上のねじを外します。(車両の両側とも外します)
垂直方向のロッドのネジを外したところです。
車両前部のプロー(スカート)のねじを2つ外して、プローも外します。
外したネジは、プローにつけておきます。ネジがたくさんあるので、できるだけ、もとの部品につけておかないと、どのネジだったかわからなくなります。
車両前部のカプラーの左右にあるねじ2つを外します。そして、前部のカプラーを外します。
車両後部ののプロー(スカート)のねじを外して、プローも外します。
車両後部のカプラーも外します。フックを横にずらして、ドライバーをネジにあてます。
ギアボックスをはずします。写真で、どのネジを外すのか確認してください。
スモークジェネレーターのコード2本をはずします。
シャーシーとギアボックスを繋ぐケーブルを引き抜きます。ドライバをしたから差し込んで、持ち上げると抜けます。
トラクションタイヤ(LGB 69104 37.5mm)が劣化して割れていたので、交換します。6角ボルトを外します。
銀色のワッシャは表裏があるので、気をつけます。膨らんでいる方が外側、凹んでいる方が車体側です。
トラクションタイヤ(LGB 69104 37.5mm)を置きました。車輪に対して小さいのですが、ゴムでできているので、力ずくで伸ばして、車輪にはめます。初めての時は、車輪にはめるのが困難でしたが、片側を車輪にひっかけて、指で押さえながら、ドライバで引っ張ってはめると、うまくはまります。
煙突の下にある六角形のナットを、シャーシー下部からはずします。コードを切らないように注意しながら、ラジオペンチでナットを回します。スモークジェネレーターのケーブルが本体にテープで貼り付けてありますので、テープを外してから、ナットを回すと良いです。
あとで、組み立てる時は、必ず絶縁テープで同じようにケーブルを本体に貼り付けます。でないと、組み立てる時に、ケーブルを本体で挟んで切断してしまうことがあります。
煙突を引き抜きます。
スモークジェネレーターを交換する時は、煙突のキャップを外す必要があります。ゼムクリップを伸ばして、先をラジオペンチでフック状にして、網目に引っ掛けて抜きます。
コントロールロッドホルダーを留めているねじ(一つ)を外し、コントロールロッドホルダーを外します。(左右両側にありますので)両方を外します)
外したコントロールロッドホルダーです。(外したネジは、無くさないようにつけてあります。)
シャーシーの前方下部にある板を外します。4本のパイプ状の部品(左右2本ずつ)が刺さっていますので引き抜くと板が外れます。
乗員室の下にある、シャーシーを留めているねじ4個(左右2個ずつ)を外します。
ボイラー横にあるコンプレッサーを留めているねじ1本を外し、コンプレッサーを外します。
漏斗(ろうと).状の部品をボイラーから引き抜いて外します。
シャーシーをボイラーと乗員室から外します。
おもりを乗員室から外します。おもりが、どのようにはめられているかを確認して外すと、戻す時が楽です。
乗員室の前とボイラーの上部に垂直に取り付けられているパイプを外します。
90度回して、ひっかからないようにしておきました、
ボイラーを乗務員室から外します.。緑色の車体をを左右に広げながら、ボイラーをした方向にひくと外れます。(外れにくいので、あせらないように。)
ボイラー下の板を外します。ドライバーの先の部分でひっかけてあるので、その部分を左右に広げると外れます。
ボイラーのおもりを留めている2つのねじをはずします。そして、ボイラーのおもりを外します。
このStainzは、”Direct Interface”に何も装着されておらず、汽車本体の基盤にあるデジタルとアナログを切り替えるディップスイッチを持つタイプでした。ディップスイッチをすべてオフにする必要があります。
ディップスイッチがオンの状態です。赤いスイッチの1番の左下にONの表示があります。
ディップスイッチをすべてオフにしました。
なお、右の写真のようにデコーダーでない基盤があらかじめ装着されており、基盤に、「to install decoder cut 2 wires」という表示があるStainzもあります。(その場合は、2本のワイヤーを切り、基盤を引き抜いた上、デコーダーを装着します。ディップスイッチはありませんでした)
デコーダーにハンダ付けされている4本のケーブルは、必要ないので、根本から切っておきます。
デコーダーを裏向きにして、本体の基盤のソケットに差し込む位置を確認します。
デコーダーを本体の基盤に差し込んだところです。
組み立てる前に、前照灯の電源ケーブルを横に出しておきます。
あとは、逆順に組み立てて、もとの状態に戻します。
組み立てる時に、下の写真にある棒状のパーツを本体に差し込むことに気をつけてください。忘れると、シャーシのネジを外してやり直しになります。
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