庭園鉄道では、ポイントの通過、線路の汚れ、草が線路に横たわるなどさまざまな原因で通電不良が起こります。対策は、
- ポイントの通過 -> ポイントを水平に置く。線路の可動部分の通電を確実にする、線路をしっかり磨く
- 線路の汚れ -> 線路をしっかり磨く
- 草が線路に横たわる -> 除草作業を徹底する
といったところでしょう。
それでも、通電不良は起こり、列車が停止することがあります。
そこで、Massoth 社の Powercap 200 と Powercap 900 を購入して機関車に取り付けることにしました。(下の写真は 900です。)
Powercapは、線路の短時間の無給電(例:汚れた線路やポイントの一部分)を補うための非常用電源として機能します。走行中に充電し、無給電の状態になると電源から電力が供給されます。

Powercap 200には黒赤白の3本の電線があります。これを Massoth のデコーダーの端子に半田付けします。どの端子に何色の線を接続するかはマニュアルに書いてあります。私は、機関車2台(1台は eMotion L 、もう1台はeMotion LS )に、取り付けましたが、それぞれ接続する端子は違いました。eMotion L の方は、CV値の設定も必要でした。
PowerCap 200 をeMotion LS (機関車はLGB 22500 Fiery Elias Tram)に取り付けた写真です。半田付けしたところは、グルーガンを使って糊で保護してあります。

威力は絶大で、2軸の機関車(LGB 22500 Fiery Elias Tram)は、ポイントなどで止まったり、ギクシャクすることなく、走行できるようになりました。Powercap を取り付ける前は一旦止まってから動き出したり、完全に止まってしまうことがときどきありましたが、皆無になりました。



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