コンピュータ環境の改善

 年明の数週間、コンピュータ環境の改善にとりくんでいました。

 というのも、Panasonic の Le’ts note にWindows10という環境でコントロールしているのですが、Windowsのアップデートを進めていくうちに、StellwerkEasy の操作画面で、ボタンをクリックすると数回点滅して、反応が遅れるようになってしまったことが理由の一つです。もう一つは、走行中にStellwerk Easy側でエラーがよく出たり、トラックコンタクトがうまく動かなかったり、USB-シリアル(RS232C)の通信がうまくできていないと思われたからです。

 我が家では、Intel Nuc で Windows11 が稼働しており、Stellwerk Easyを起動すると、すぐに終了してしまい使えません。互換モードでWindows7やWindowsXPを試しても症状はかわりません。(日本語版のWIndowsでは、管理言語は必ず英語にしておく必要があります。)

 そこで、過去にWindows 7をMac のParalellsDesktop Ver.12 で動作させ、その中でStellwerkEasyを使っていたことを思い出し、お蔵入りしていたMac mini 2012で動かしたところ、動作してくれました。

 StellwerkEasyは、もう更新がありませんので、現在の環境をできるだけ残して長い間使いたいと思います。調べていると、Paralells DesktopでWindows 7がサポートされているのは、Ver.18までということがわかりました。(現在はVer.19)

 実は、Ver.12までは、永久ライセンスを買っていたのですが、Ver.13からは、年間のサブスクリプションにしていました。そこで、Amazonで見つけたVer.18の永久版を購入しました。

 つぎにMac miniです。現在は、M2のMac miniをメインマシンとして使っており、Paralells Desktop Ver.19でarm版のWindows 11を動かしています。これにもStellwerk Easyをインストールしてみましたが、Intel nuc のWindows 11と同じで、起動後、すぐに終了してしまい使うことができません。

 先のことを考えて、IntelのCPUを使っているMac mini 2018の中古を探しました。オークションでCore i7、メモリ64G、SSD512Gのものを落札できましたので、環境を整えました。(メモリはオーバースペックです。)

 次はUSB-Serial(RS232C)の変換ケーブルです。現在は、ProlificのPL2303チップのものを使っていました。そこで新しくFTDIチップのものを購入してみました。

 最終的には、次の構成で、まったく問題なく、複雑なコンピュータコントロールがノーエラーで動作するようになりました。

  • Mac mini 2018 Core i7, 64G ,512G
  • Paralells Desktop Ver.18
  • Windows7
  • Stellwerk Easy Ver.10
  • SABRENT USB 2.0をシリアル(9ピン) DB-9 RS-232 変換ケーブル 1.8m FTDIチップセット

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