スターターセットのクラウスにMTSのデコーダーを組み込んだところ、スモークジェネレーターへの供給電圧が24Vになっていたようです。自分の購入したスターターセットのクラウスは18Vのスモークジェネレーターが組み込まれていましたが、すぐに焼き切れてしまいました。
選択肢は2つで、デコーダーが供給する電圧の設定をを変更するか、スモークジェネレーターを24Vのものに交換するか、どちらかです。今回は、スモークジェネレーターを24Vのものに変更しました。
それでは、交換の手順です。
1 垂直方向のロッドの上のねじを外します。(車両の両側とも外します)
2 車両前部のプロー(スカート)のねじを2つ外して、プローも外します。
3 車両後部ののプロー(スカート)のねじを2つ外して、プローも外します。
4 車両前部のカプラーの左右にあるねじ2つを外します。そして、前部のカプラーも外します。
5 車両後部のカプラーの左右にあるねじ2つを外します。そして、後部のカプラーも外します。
6 本体から、ギアボックスを外します。
7 スモークジェネレーターの電線を電子基板から外します。
8 煙突を止めている、六角ナットを外します。
9 煙突を外します。
10 古いスモークジェネレーターを外して、新しいスモークジェネレーターをつけます。
11 新しいスモークジェネレーターの端子を、電子基板に差し込みます。
12 逆順に、組み立て、もとに戻します。
コメント
発煙装置って何Vでも煙の出方とかは同じなんですか?
記憶では、5Vでも24Vでも、たいして違いはなかったと思います。つまり24Vだから、煙が5Vと比較してたくさんでるというわけではなかったはずです。
でも、どうして、5V、18V、24Vと種類があるのか不思議です。
Massoth社のpulsed smoke generatorは、すごく煙が出るようです。LGB社のもわーっとした煙と大違いです。
いつも拝見させていただき、大変参考になっております。
クラウスに55021のデコーダーを取り付けてみることに挑戦しようかと思っています。
スモークジェネレーターやライトは、Universal Remote55015でデコーダーが供給する電圧の設定を5V?に変更する必要がありそうですが、この設定は55021のデコーダーをクラウスに搭載してから行うものなのでしょうか?
それとも55021のデコーダーをクラウスに搭載せず(搭載してから行うと焼き切れる?)、何かにつないで行うのでしょうか?
大変初歩的な質問ですが、御教示いただければ幸いです。
のすびれ さん
スモークジェネレーターやライトへの供給電圧の設定は、デコーダー搭載後で構いません。
ただし、デコーダー搭載後は、MTSを使って線路上を走行させるまでに、デコーダーの設定をする必要があります。
理由は、走行させた際に、スモークジェネレーターやライトをオンにしてしまうと、デコーダー側の電圧が高いと焼き切れてしまうかもしれないからです。
それから、電圧については、製品に添付されているマニュアルに、スモークジェネレーターやライトの交換部品の情報が記載されていますので、そこから電圧がわかります。
もし、焼ききれたら、スモークジェネレーター等を購入して、その電圧に合わせて、あらためてデコーダーを設定すればOKです。
クラウスへのデコーダーの取り付け、うまくいくことを願っています。
早速にご丁寧な回答ありがとうございました。
正月休みにでも取り付けに挑戦してみたいと思います。
何せ不器用なので取り付けに躊躇しておりました。
Gゲージを取り扱っているお店が近くにないので、lgb555さまのブログが教科書です。写真もふんだんで丁寧な説明なので、大変参考になります。
”MTS Switch Decoder(55025)とポイントへの配線”の記事のおかげで、無事ポイントの設定を行うことができました。
今後ともブログを楽しみにしております。